東直己
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東 直己(あずま なおみ 1956年 - )は、北海道札幌市出身の日本の小説家。北海道札幌東高等学校卒業、小樽商科大学中退、北海道大学文学部西洋哲学科中退。大学中退後、土木作業員、ポスター貼り、タウン雑誌編集者など様々な職を転々とした後、1992年、『探偵はバーにいる』で作家デビュー。「ススキノ探偵<俺>」シリーズ、「畝原探偵」シリーズ、「榊原」シリーズなど、ハードボイルド小説中心に次々と作品を発表している。2001年、『残光』で第54回日本推理作家協会賞を受賞。
現在も札幌市に在住しており、札幌を舞台にした作品を多く発表している。
[編集] 作品一覧
- 探偵はバーにいる(早川書房、1992年)
- バーにかかってきた電話(早川書房、1993年)
- 沈黙の橋(サイレント・ブリッジ) 』幻冬舎、1994年)
- 札幌刑務所4泊5日体験記(扶桑社、1994年)
- 消えた少年(早川書房、1994年)
- フリージア(廣済堂出版、1995年)
- 自衛隊 おとなの幼稚園(三一書房、1996年)
- 向う端にすわった男(早川書房、1996年)
- ソープ探偵くるみ事件簿(廣済堂出版、1997年)
- 流れる砂(角川春樹事務所、1999年)
- 待っていた女・渇き(角川春樹事務所、1999年)
- すすきのバトルロイヤル(北海道新聞社、2000年)
- 残光(角川春樹事務所、2000年)
- 悲鳴(角川春樹事務所、2001年)
- ススキノハードボイルドナイト(寿郎社、2001年)
- 逆襲(光文社、2001年)
- 探偵は吹雪の果てに(早川書房、2001年)
- 死ねばいなくなる(角川春樹事務所、2001年)
- 探偵くるみ嬢の事件簿(光文社、2002年)
- 流れる砂(角川春樹事務所、2002年)
- ススキノ、ハーフボイルド(双葉社、2003年)
- 駆けてきた少女(早川書房、2004年)
- 熾火(角川春樹事務所、2004年)
- ライダー定食(柏艪舎、2004年)
- 立ちすくむとき(角川春樹事務所、2004年)
- 古傷(光文社、2004年)
- 義八郎商店街(双葉社、2005年)
- 酔っ払いは二度ベルを鳴らす(光文社、2005年)
- スタンレーの犬(角川春樹事務所、2005年)
- 英雄先生(角川書店、2005年)
- さらば愛しき女と男よ ススキノエッセイ(光文社、2006年)
- 墜落(角川春樹事務所、2006年)
- 後ろ傷(双葉社、2006年)