北海道札幌東高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北海道札幌東高等学校 | |
過去の名称 | 札幌区立女子職業学校 札幌区立実科高等女学校 札幌区立高等女学校 札幌市立高等女学校 札幌市立第一高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 北海道 |
併合学校 | なし |
創立 | 1907年 |
校訓 | 克己自彊 |
スクール アイデンティティー |
自ら人生を切り拓いて行く力が 育つ学校 |
スクール ミッション |
受け身ではなく自ら学び考える 姿勢を身につける 職業観・人生観について考え、 身につける 早期から進路意識の向上を目指す 学校全体の共通理解のもと、 生徒の指導に全力を尽くす |
創立記念日 | 5月1日 |
創立者 | 不明 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型連携型ともになし |
分校 | なし |
課程 | 全日制 定時制 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | なし |
専攻科 | なし |
別科 | なし |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒003-0809 |
北海道札幌市白石区菊水9条3 | |
電話番号 | 011-811-1919 |
外部リンク | 公式サイト |
北海道札幌東高等学校(ほっかいどうさっぽろひがしこうとうがっこう)は、北海道札幌市白石区菊水九条3丁目に所在する公立(道立)高校。全日制普通科、定時制普通科を併設。
目次 |
[編集] 全日制沿革
- 1907年5月1日 札幌区立札幌尋常高等小学校の校舎で、札幌区立女子職業学校創設。
- 1908年10月3日 中島遊園地の一角に校舎の一部を改築し、移転。
- 1920年4月14日 札幌区立実科高等女学校と改称。
- 1922年4月1日 札幌区立高等女学校と改称。
- 1923年1月20日 市制施行により、札幌市立高等女学校と改称。
- 1938年4月9日 校章決定。
- 1938年8月10日 新校舎落成。
- 1948年4月1日 学生改革により、札幌市立第一高等学校と改称。
- 1950年4月1日 高等学校の統合により、北海道札幌東高等学校と改称。
- 1950年5月1日 再編成による異動生徒の入校式。男女共学制実施。
- 1953年11月14日 新校舎落成記念式典にて、現校歌発表。
- 1955年4月1日 札幌市立から北海道立に移管。
- 1957年5月1日 開校記念日決定。
- 1966年1月20日 格技場落成式挙行。
- 1967年6月10日 アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市グラント高校との姉妹校盟約に調印。
- 1972年8月26日 新体育館落成式挙行。
- 1981年12月5日 新校舎(現校舎)落成記念式典挙行。
- 1993年4月1日 2学期制開始。
[編集] 定時制沿革
[編集] 校訓
克己自彊(こっきじきょう)
[編集] 特色
略称は、東高(ひがしこう、とんこう)。都市中心街近郊に位置しており、最寄駅は3駅(札幌市営地下鉄東西線:東札幌駅、菊水駅、JR北海道函館本線:苗穂駅)ある。学業のみならず、7月の東高祭(学校祭)、8月の体育大会などの生徒活動も活発に行われており、特に、東高祭にて行われる「のど自慢大会(クラス対抗の歌合戦)」は、例年大きな盛り上がりを見せる。また、一学年時の宿泊研修は、スキー学習を兼ねて行われる。
[編集] 進学
道内有数の公立進学校であり、高い進学実績を残している。特に、北海道大学への進学者が多く、毎年100人前後(過年度生含む)の合格者を輩出している。また、北海道大学の他、地元(道内)国公立大学への進学者も多く、進学傾向は比較的堅実路線の色が強いといえる。卒業生のほとんどが、大学その他への進学者であり、就職者は極めて少ない。
[編集] 部活動・同好会・外局
元々女学校だったこともあり、演劇部、合唱部、放送局などの文化系活動が盛ん。近年では、サッカー部が2005年度の高校総体において全国大会に出場するなど体育会系部活動も活発となっており、特に陸上部は2006年度で18年連続の高校総体全国大会出場を果たしている。
体育系部活動 | 文化系部活動 | 同好会 | 外局 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バスケットボール部 | 化学部 | 漫画研究同好会 | 図書局 | ||||||
バレーボール部 | 生物部 | フォークソング同好会 | 放送局 | ||||||
サッカー部 | 映画研究部 | 新聞局 | |||||||
陸上部 | 演劇部 | ||||||||
硬式テニス部 | 無線部 | ||||||||
ソフトテニス部 | 合唱部 | ||||||||
野球部 | ESS部 | ||||||||
卓球部 | 写真部 | ||||||||
体操部 | 文芸部 | ||||||||
バドミントン部 | 茶道部 | ||||||||
剣道部 | 華道部 | ||||||||
柔道部 | 書道部 | ||||||||
スキー部 | パソコン部 | ||||||||
ボランティア部 | |||||||||
吹奏楽部 |
[編集] 主な活動成績
- 1959年 第26回NHK全国学校音楽コンクール 二位
- 1960年 第27回NHK全国学校音楽コンクール 二位
- 1969年 第15回全国高等学校演劇大会 優秀賞
- 1970年 第37回NHK全国学校音楽コンクール 優秀賞
- 1993年 第46回全日本合唱コンクール 銅賞
- 1993年 第40回NHK杯全国高校放送コンテスト アナウンス部門 三位
- 2003年 第27回全国高等学校総合文化祭 囲碁男子個人戦 優勝
[編集] 出身者
[編集] 政治・行政
[編集] 経済
[編集] 学問
- 片山宏行(国文学者、青山学院大学教授)
- 加藤茂夫(経営学者、専修大学教授)
- 杉田護(生物学者、名古屋大学教授)
- 高村雅彦(建築史家、法政大学助教授)
- 丹保憲仁(工学者、元北海道大学総長、放送大学学長)
- 野々村克也(医学者、北海道大学教授)
- 半田正夫(法学者、前青山学院大学学長)
- 穂積保(法学者、メディアリンクス・ジャパン社長、東京理科大学大学院教授)
- 溝口光男(工学者、室蘭工業大学教授)
- 谷地弘安(経営学者、横浜国立大学助教授)
- 渡辺信二(米文学者、立教大学教授)
[編集] 文化・芸能
- 東直己(小説家)
- 井岡雅宏(アニメーション美術監督)
- 石井敏郎(声優)
- 板津邦夫(彫刻家、北海道教育大学名誉教授)
- 加賀敦(作曲家)
- 亀谷彰一(トロンボーン奏者)
- 久保田滋(小説家)
- 笹木勇一郎(シンガーソングライター)
- 佐々木幸男(シンガーソングライター)
- 曽我部司(ノンフィクション作家)
- 空紀子(小説家)
- 竹山実(建築家、武蔵野美術大学名誉教授)
- 浜島直子(ファッションモデル)
- 樋口雅山房(書家)
- 保阪正康(ノンフィクション作家、評論家)
- 室田日出男(俳優)
- 山本益博(料理評論家)