松原亘子
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松原亘子(まつばら のぶこ 1941年1月9日-)は、日本の官僚。駐イタリア兼アルバニア兼サンマリノ特命全権大使。
[編集] 来歴・人物
- 島根県出身。1959年、東京都立日比谷高等学校卒業、1964年、東京大学教養学部卒業。同年、労働省入省。婦人局長を経て、労働基準局長から横すべりして労政局長に就任。以後、労働事務次官に。1998年10月退官。
- 通称は「まつばら たんこ」。同期入省の七瀬時雄氏の後を受けて事務次官に就任した珍しい事例。女性としては初の事務次官に就任する。各省を見渡しても女性としての事務次官は彼女以後も出ていない。またこの省の特徴として女性官僚の指定席である婦人局長を歴任してきている。
- 次官就任は、男女雇用機会均等法、介護休業法、育児休業法などの策定に中心的に関わった松原を就任させなければ、以後、女性次官は現れてこないだろうと云われる逸材であったからという。
- 夫で、同じく労働省官僚(職業能力開発局長)であった松原東樹氏は日比谷高校の一年後輩であり、東大の同級生にあたる。
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