松 (駆逐艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
艦歴 | |
---|---|
発注: | |
起工: | 1943年8月8日 |
進水: | |
就役: | 1944年4月28日 |
その後: | 1944年8月4日に戦没 |
除籍: | 1944年10月10日 |
性能諸元 | |
排水量: | |
全長: | |
全幅: | |
吃水: | |
機関: | |
最大速: | |
兵員: | |
兵装: |
松(まつ)は大日本帝国海軍の駆逐艦である。松型(丁型)の1番艦。日本海軍の艦名としては2代目である。舞鶴工廠で建造。1943年8月8日起工。1944年4月28日竣工。
[編集] 艦歴
竣工後、訓練部隊の第十一水雷戦隊に編入。7月15日「松」、「竹」、「梅」、「桃」で第四十三駆逐隊が編成される。7月29日、「松」は駆逐艦「旗風」、海防艦3隻、駆潜艇1隻と輸送船5隻で四八〇四船団を護衛し父島へ向かう。8月1日父島に到着。4日、父島出航。同日、父島に来襲した米第38機動部隊の空襲を受け、「松」と輸送船「利根川丸」、海防艦四号以外は沈没。さらに機動部隊より分派された軽巡3、駆逐艦12の部隊が追撃してくるのをほかの2艦を逃がす為単艦で迎撃。足止めには成功したが「松」は撃沈された。乗組員が全員戦死している為その最後の戦いの詳細は不明である。同年10月10日除籍。