楽天使
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楽天使(らくてんし)は、1989年12月17日、に登場した女性3人組(河田純子 かわだ じゅんこ、1974年11月22日 -、田山真美子 たやま まみこ、1974年3月29日 -、中山忍 なかやま しのぶ、1973年1月18日 - )のユニットによる女性アイドルグループ。1989年同日のイベントから活動を開始し、1989年12月24日~27日まで、各地でクリスマスコンサート、1990年ニューイヤーコンサートやイベントを行った。1990年1月9日に「歌のトップテン(NTV)」出演を最後に活動休止、事実上の解散。
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[編集] 来歴・エピソード
- メンバーの所属していたCBSソニー・ヤングポップス制作室が企画し、クリスマス企画物として登場させた、期間限定ユニットの女性アイドルグループである。
- 「クリスマスに天使が地上に舞い降りた」のキャッチフレーズでサプライズ感を演出した。
- 時期的に見ると女性アイドルグループの全盛期とも言っていいほどのグループが登場し、かなりの人気を得ないとソロ活動でのヒットは難しかった。この3人も単独デビューしていて、個性的でもあり、固定ファンもいたが、トップアイドルにはなりきれていなかった。そういう時代の流れの中で誕生したアイドルグループである。
- リリース作品はシングル、アルバム、ビデオ各1作品ずつである。またアルバム用に書き下ろしたのは1曲のみで、その結果アルバムと言ってもソロの、しかもカバー曲ばかりになっている(これらの曲もCBSソニー所属の歌手のものが多い)。すなわち3人で一緒に歌う曲は1曲のみである(ただしコンサート=ビデオではカバー曲であるが「ジングルベル・ロック」「ホワイト・クリスマス」を歌っている)。また、各々のメンバーは自身のオリジナル曲を持ってるので、コンサートでは自身の歌を唄っている。
- 色々な面で即興的で、不十分・未完成な部分は多分にあったが、単発的な盛り上がりを狙ったグループであり、人気下降前に解散するという策は成功に終わった。その後このような形態のグループは皆無に近い。
- 最初のステージでは、サンタクロースの衣装で登場、その後、背中に羽のつけた純白のミニドレス風ワンピースに衣替えをし、ソロ曲の時には、各自の衣装で歌った。
- ステージでの基本的な立ち位置は、観客から見て、左:田山、中央:中山、右:河田。CDジャケットやグラビア等はランダム。
- 熊本でのステージでは準公式イベントでもあったため「立ち見」が警備員によって厳重に監視されていた。しかし3人はそのことを知らず、誰も立ち上がらないので、盛り上がらず、不思議に思ったと語っている。
- 大阪御堂会館では中山自身が作詞をしたというMCに観客から野次・怒号が飛び、彼女は話も聞いてくれないのかと困り果てたが、めげずに歌った。
[編集] 音楽
[編集] シングル
- 『天使たちのシンフォニー』(1989年12月17日、CBSソニー)
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- 天使たちの序曲(作・編曲:井上ヨシマサ)
- ※「天使たちの序曲」はインストゥルメンタルとナレーション。
- 天使たちのシンフォニー(詞:原真弓、曲:井上ヨシマサ、編曲:鷺巣詩郎)
- 天使たちの序曲(作・編曲:井上ヨシマサ)
[編集] アルバム
『楽天使』(1990年1月1日、CBSソニー)
- 恋する夏の日(詞:山上路夫、曲:森田公一、編曲:杉山卓夫、天地真理 [CBSソニー]のカバー曲)- 唄:中山忍
- 芽ばえ(詞:千家和也、曲:筒美京平、編曲:中村哲、麻丘めぐみ[日本ビクター]のカバー曲)- 唄:河田純子
- ともだち(詞:有馬三恵子、曲:筒美京平、編曲:西本明、南沙織[CBSソニー]のカバー曲)- 唄:田山真美子
- 若葉のささやき(詞:山上路夫、曲:森田公一、編曲:杉山卓夫、天地真理[CBSソニー]のカバー曲)- 唄:中山忍
- わたしの彼は左きき(詞:千家和也、曲:筒美京平、編曲:中村哲、麻丘めぐみ[ビクター]のカバー曲)- 唄:河田純子
- 潮風のメロディ(詞:有馬三恵子、曲:筒美京平、編曲:西本明、南沙織[CBSソニー]のカバー曲)-唄:田山真美子
- ※特別仕様(3Dプレート、タイムスリッププレート付き)限定生産。(3Dプレートは、2枚の写真が見る角度によって見えるものが違う、表面に縦溝の入った写真で、表は3人が空を飛んでいる様子、裏は各メンバーの現在と幼少期の姿を見ることができる)
[編集] ビデオ
『VIDEO THE 楽天使』(1990年CBSソニー)
- ジングルベル・ロック - 唄:河田純子・田山真美子・中山忍
- Dreamin’ Read 14 - 唄:河田純子
- HERO GIRL - 唄:河田純子
- あの頃、ラスト・クリスマス(詞:麻生圭子、曲:都志見隆、編曲:米光亮) -唄:田山真美子
- 青春のEVERGREEN(詞:麻生圭子、曲:井上ヨシマサ、編曲:井上鑑) - 唄:田山真美子
- 駈けけてきた処女(おとめ)(詞:阿木燿子、曲:井上陽水、編曲:佐藤準) - 唄:中山忍
- 瞳を閉じれば - 唄:中山忍
- ホワイトクリスマス - 唄:河田純子・田山真美子・中山忍
- 天使たちのシンフォニー(詞:原真弓、曲:井上ヨシマサ、編曲:鷺巣詩郎)- 唄:河田純子・田山真美子・中山忍
※1889年12月17日の池袋サンシャイン劇場でのイベントを中心に、レコーディング風景や 楽屋の様子、各地イベントの模様等を収録。
[編集] 出演番組
[編集] テレビ
[編集] ラジオ
- 「イキイキ サンデースペシャル TEENS LIVE~クリスマスは一人で過ごせない」(同年12月24日 兼 RKK熊本放送」ラジオ公開録音)
- 「Hi Hi Hi X'mas Party '89楽天使スペシャル」(同年12月25日 兼 RKKラジオ公開録音)、「ザマァKANKAN」(同年12月26日 YTV)、FM広島インタビュー、RKBインタビュー、OBCコメント取材)
- 「冨田和音株式会社」(同年12月27日 CBC公開録音)、「アイドルアカデミー」(FM静岡インタビュー)
[編集] 新聞・雑誌等
- フクニチ新聞取材(同年12月24日)
[編集] ライブステージ
- デビューイベント(同年12月17日 池袋サンシャイン劇場)※ビデオ収録
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- 中山は奈落から登場
- 「熊本市制100周年記念協賛事業」(同年12月24日 熊本流通情報会館)
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- 東京イベントとの構成の違い:ソロ・パートが1曲減って4曲となり、中山の登場がステージ中央になった、wアンコールはなし
- 「Hi Hi Hi X’mas Party ‘89楽天使スペシャル」兼公開録音(同年12月25日 福岡電気ホール)
- 「(タイトル不明)」(同年12月26日 大阪 御堂会館)
- 「富田和音株式会社」兼公開録音(同年12月27日 名古屋 FLEX HALL))2回公演(※1回目のみビデオ収録)