武甲山
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武甲山 | |
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武甲山 横瀬駅近辺より |
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標高 | 1,304 m |
位置 | 北緯35度57分06秒 東経139度05分52秒 |
所在地 | 埼玉県秩父市、横瀬町 |
山系 | -- |
種類 | -- |
初登頂 | -- |
武甲山 (ぶこうさん) は、埼玉県の西部、秩父盆地の南端にある山で、2002年現在の標高は 1,304メートル。秩父市と横瀬町にまたがって存在する。別名秩父嶽。秩父の盟主とされる。
「武甲山」の名称は、日本武尊が東征の際、自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説に由来すると一般にいわれている。
目次 |
[編集] 自然
石灰岩質の山特有の山野草が豊富である。
[編集] 石灰岩採掘
武甲山の石灰岩は日本屈指の良質な大鉱床であり、可採鉱量は約4億トンと推定されている。 山の北側斜面が石灰岩質であるためにセメントの原料として明治期より採掘が進められた。1940年に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しい。
1900年(明治33年)の測量では標高は 1,336メートルを記録したが、山頂付近も採掘が進められたために、三角点が移転させられ、1977年(昭和52年)には標高 1,295メートルとされた。 2002年改めて三角点周辺を調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点で、標高1,304mが得られ、国土地理院はこれを武甲山の最高地点と改めた。(国土地理院の発表日時:2002年11月8日(金)14時00分)そして、地図上では1295mの三角点と最高地点1304mの両方を表示することとした。 なお、頂上付近に武甲山御嶽神社(これも採掘により移動させられた)があり、水洗トイレも新設されたが、雨水をためてそれを利用するので、水洗できないこともある。
[編集] 主な登山ルート
- 横瀬駅~生川~武甲山
- 表参道と呼ばれるルートである。横瀬駅から生川(うぶがわ)までの道はバスの便はなく、鉱石運搬のダンプカーが頻繁に通行しているので、歩行する場合は十分注意が必要である。西武秩父駅からタクシーを利用する方法もある。
- 浦山口駅~武甲山
- その他、大持山や武川岳などの奥武蔵の山とつないで縦走することもできる。
[編集] 付近の公園
[編集] 隣接する山
- 小持山(1273m)
- 大持山(1294m)
- 武川岳(1052m)
- 二子山(883m)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:秩父 (南東)
- 武甲山の最高標高値が変わります (国土地理院 測図部)
- 武甲山の石灰岩 (秩父石灰工業) - 山の断面図あり