水口洋次
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水口洋次(みずぐち・ようじ 1945年-)は広島県広島市出身のサッカー選手、指導者。
広島の名門国泰寺高校出身。その後中央大学を経て、1967年、ヤンマーディーゼル株式会社入社。同社サッカー部の主力選手として活躍し、釜本邦茂選手のデビュー初得点のアシストを決めている。しかし当時監督だった鬼武健二の薦めにより、入社4年目で選手を引退しコーチに就任。ヨーロッパの技術研修を経て、日本代表20歳以下チームの監督等も歴任した。
その後、ヤンマーサッカー部の人員増加に伴って設立されたサテライト相当の組織「ヤンマークラブ」に転籍、監督に就任しJSLリーグ2部でチームの指揮をとった。しかし就任2年目の1979年にサッカー部の一本化により廃部。水口はヤンマークラブ所属選手の多くとともに松下電器産業に移籍して1980年、奈良県で設立した松下電器産業サッカー部(現・ガンバ大阪)の初代監督に就任。(設立当初は選手の人数がそろわず監督兼選手として登録している。)1990年天皇杯優勝に導いた。
1993年のJリーグ発足に伴い、松下サッカー部にもプロ化準備室が設けられ、水口は強化部長として釜本監督ら選手を見守ったが、2002年に定年退社。2004年、関西学生サッカーリーグの神戸国際大学サッカー部の監督として指導者復帰を果たした。
2007年J2を目指すガイナーレ鳥取(JFL)の監督に就任することが決定。
[編集] 選手経歴
[編集] 指導経歴
- 日本ユース代表:監督
- ヤンマーディーゼル:コーチ
- ヤンマークラブ:監督 1978-1979
- 松下電器 1980-1991
- ガンバ大阪:強化部長
- ガンバ大阪:育成部長
- 神戸国際大学 2004-
- ガイナーレ鳥取 2007-
ガイナーレ鳥取 - 2007 |
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