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江上武種(えがみたけたね、大永5年(1525年) - ?)は少弐氏の家臣。父は江上元種。
少弐資元、少弐冬尚に仕えた。家臣の龍造寺氏の台頭を疎ましく思い、龍造寺隆信の家督相続などに反抗的な態度を取ったため、隆信に疎まれ、対立することとなる。1558年に元少弐氏の家臣で隆信に投降した小田政光が攻撃してきたときは、政光を逆に討ち取るという功績を挙げたが、後に武種自身も隆信の攻撃にあって降伏し、主君である冬尚を自害に追い込んだという。 のちに龍造寺氏の圧力により隆信の子の龍造寺家種を養子に迎え、江上の家を乗っ取られたため隠居。