池内紀
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池内 紀（いけうち おさむ、男性、1940年11月25日 - ）は、日本の兵庫県姫路市出身のドイツ文学者、エッセイストである。兵庫県立姫路西高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。神戸大学、東京都立大学、東京大学文学部で教鞭をとり、定年前の1996年に退官。退官後は文筆家、翻訳家として幅広く活躍している。NHKFM放送「日曜喫茶室」の準レギュラー。天文学者の池内了は弟。アラブ研究者の池内恵は息子。
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[編集] 主な著作
[編集] 詩集
- 傀儡師の歌 詩集（思潮社、1973年）
[編集] 文芸批評
- 諷刺の文学（白水社、1978年）、第10回亀井勝一郎賞受賞
[編集] エッセイ
- 地球の上に朝がくる―懐かしの演芸館（河出書房新社、1987年）
- 少年探検隊（平凡社、1992年）
- 海山のあいだ（マガジンハウス、1994年）、講談社エッセイ賞受賞
- いまは山中いまは浜（岩波書店、1998年）
[編集] ドイツ文学
- 闇にひとつ炬火あり ことばの狩人カール・クラウス（筑摩書房、1985年）
- ウィーンの世紀末（白水社、1992年）
- ぼくのドイツ文学講義（岩波書店、1996年）
- カフカのかなたへ（講談社、1998年）
- ゲーテさんこんばんは（集英社、2001年）、桑原武夫学芸賞受賞
- カフカ事典（若林恵との共著、三省堂、2003年）
[編集] 翻訳
- 『眩暈』エリアス・カネッティ, 法政大学出版局
- 『影をなくした男』アーデルベルト・フォン・シャミッソー, 岩波書店
- 『ウッツ男爵』ブルース・チャトウィン, 文藝春秋
- 『香水』パトリック・ジュースキント, 文藝春秋
- 『音楽家の恋文』クルト・パーレン, 西村書店
- 『ファウスト』ゲーテ, 集英社
- 『カフカ小説全集』フランツ・カフカ, 白水社
[編集] 共著
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