沖縄県道13号線
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沖縄県道13号線(おきなわけんどう13ごうせん)は沖縄県名護市辺野古と国頭郡宜野座村松田とを結ぶ一般県道。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 区間
- 起点・名護市字辺野古(国道329号・旧道)
- 終点・国頭郡宜野座村字松田(国道329号・沖縄県道71号名護宜野座線)
- 総延長・6.13km
- 実延長・5.81km
[編集] 通過自治体
- 名護市-国頭郡宜野座村
[編集] 交差する路線
- 国道329号(起点、名護市久志、終点)
- 国道331号(起点・名護市久志・終点、国道329号に重複)
- 沖縄県道71号名護宜野座線(終点)
[編集] 重複路線
- 国道329号(名護市久志)
[編集] 路線バス
かつては沖縄バスの久志線(現在は廃止)が豊原~久志間を通っていたが、現在は同じ沖縄バスの77番辺野古経由名護東線が1日数本この区間を通っている。ここを通らないときは国道329号を通る。那覇・中部方面から東海岸回りで名護市街に向かうバスは3路線あるが、久志・豊原・辺野古・二見を経由するバスはこの路線しかないため、車やバイクのない人にとっては重要な交通手段となっている。
[編集] 歴史
- 1953年に以下の区間が13号線として指定される。
- 軍道・政府道13号線は糸満町(現糸満市糸満)~国頭村奥の約160km近くあり、那覇市以北の1号線(現国道58号)よりも長かったが、久志村(現名護市)以北では未整備だった。西海岸の1号線に対して、東海岸の大動脈だった。
- 1972年の本土復帰とともに13号線は以下のように国道・県道へと分かれた。なお1976年まで県道13号線は南部と北部の2ヶ所に分かれていた。
- 糸満市糸満~与那原町上与那原・県道13号線→1976年に沖縄県道77号糸満与那原線として主要地方道に昇格
- 与那原町与那原~名護市二見(うち宜野座村松田~名護市辺野古は軍道区間)・国道329号
- 宜野座村松田~名護市辺野古(政府道区間)・県道13号線
- 名護市二見~東村平良・沖縄県道名護国頭線(主要地方道・県道13→70号)→1993年に国道331号に昇格
- 東村平良~国頭村奥・沖縄県道名護国頭線(主要地方道・県道13→70号)→1993年に沖縄県道70号国頭東線に変更
- この路線は同区間に並行するの国道329号が復帰前、軍道としてのバイパスに対しての旧道だった。現在起点の国道329号は1990年代初期に開通した辺野古バイパスの旧道となったため、一部は「旧道の旧道」となっている。