沖縄県道35号線
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沖縄県道35号線(おきなわけんどう35ごうせん)は沖縄県宜野湾市普天間と中頭郡中城村奥間とを結ぶ一般県道。2006年6月の土砂災害(地すべり)を被って道路をふさがれ、現在は一部区間が通行不能になっている(2008年春に復旧完了予定)。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 区間
[編集] 通過自治体
- 宜野湾市 - 中頭郡北中城村 - 中頭郡中城村
[編集] 交差する路線
- 国道330号(起点)
- 沖縄県道29号那覇北中城線(北中城村安谷屋~中城村新垣)
- 沖縄自動車道(中城村新垣)
- 国道329号(終点)
- 国道331号(終点・国道329号と重複)
[編集] 重複路線
- 沖縄県道29号那覇北中城線(北中城村安谷屋~中城村新垣)
[編集] 路線バス
かつては東陽バスの新垣線が全区間(重複区間含む)通ったが2005年に廃止され、現在単独区間にはバス路線は通っていない(県道29号との重複区間の一部で那覇バスの普天間空港線の中城経由が1日2本通る程度)。
[編集] 歴史
- 戦前、この道路が建設するとき最初は中城村当間に抜ける予定だったが、高低差が大きく急勾配で建設困難だったため、勾配を緩やかにして現在の奥間に抜けるようにされたという。
- 1953年に琉球政府道35号線として指定。
- 1972年の本土復帰と同時に県道35号線となる。
- 1987年に沖縄自動車道北中城インターチェンジアクセス道路となるバイパスが開通。
- 1993年に北中城村安谷屋~中城村新垣間とバイパスの部分が主要地方道那覇北中城線(県道29号)となる。
- 2006年6月、梅雨後半の大雨で中城村北上原で土砂災害(地滑り)が発生。その土砂で本路線の一部も被害となり、現在通行不能に(2007年夏頃に復旧工事に着手、2008年春に復旧予定)。