河内千丈温泉
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河内千丈温泉(かわちせんじょうおんせん)は、石川県白山市(旧国加賀国)にある温泉。金沢セイモアスキー場に面している。
所在地である同市河内町(旧河内村)内尾は、1183年(寿永2)倶利伽羅峠の合戦で敗れた平家の落人が身を寄せたという伝説があり、これにちなんだ『平安まつり』が、1981年から毎年7月下旬に『清流』前の広場にて行われている。
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[編集] アクセス
加賀白山バス千丈温泉行きが北陸鉄道石川線鶴来駅前から出ているが、1日1本(日祝日は2本)しか運行されない。鶴来駅前からタクシーを利用したほうが便利。
自家用車の場合は北陸自動車道を利用し
[編集] 泉質
- アルカリ性単純泉。
カルシウム分・マグネシウム分が少ないため、豆腐を入れて煮ると表面がドロドロに溶けてしまう。 [1] そこで、河内地場産業センターで製造されている『半固とうふ』を用いて作った『温泉湯豆腐』というメニューが『清流』で出されている。
[編集] 温泉街
[編集] 歴史
昭和40年代に入り、白山麓5ヶ村においては観光開発に力を入れるようになった。しかし、当時河内村は最も平野部に近いという立地的な利点があるにもかかわらず、観光資源に乏しいため、白山麓観光の通過地点になっていた。そこで、過疎からの脱却と地域産業の振興を図るべく、温泉開発を計画した。
- 1972年(昭47)7月 現地調査開始
- 1975年(同50)第1号源泉を掘り当てる…地表における泉温33度、毎分150リットル(当時)
- 1976年(同51)開湯
- 1979年(同54)9月 ふるさと保養センター『清流』オープン
- 1982年(同57)第2号源泉の掘削開始
- 1984年(同59)第2号源泉を掘り当てる…地表における泉温44.2度、毎分260リットル自噴(当時)
- 1986年(同61)『清流』に隣接して『老人福祉センター』『ふるさとセンター』『ブディストパーク』オープン
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- むらを創る(編:河内村教育委員会 発行:河内村 発行年:1994年)…『むらを創る』第5集(石川県農村文化協会刊)からの分冊
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク