滝本太郎
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滝本 太郎(たきもと たろう、1957年1月17日 - )は日本の弁護士。神奈川県大和市出身。神奈川県立希望ヶ丘高校卒。早稲田大学法学部卒。神奈川県職員を1年勤めたのち、司法試験合格。1983年弁護士登録。
オウム真理教に殺されかけた人として有名。
[編集] 経歴
カルト問題に取り組み、1989年からオウム真理教信者の家族の要請から信者奪還運動に携わる。こうした活動が麻原彰晃の逆鱗に触れ、1994年5月9日にVXガスを乗用車の内部に仕掛けられ、VXガスの中毒症を負わされた。しかし、奇跡的に命を取り留める。2007年現在も現役弁護士として活躍中。元オウム信者のケアの場として、「カナリアの会」を主宰している。坂本堤弁護士とは旧知の仲だった。
無類の好人物として各方面からの人望が厚い。ソフトクリームが大好物であるが、無類の納豆嫌いでもある。水族館鑑賞が趣味で、仕事で出張した際はその地方の水族館に必ず立ち寄るという。