無防備地域宣言運動全国ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
無防備地域宣言運動全国ネットワーク(むぼうびちいきせんげんうんどうぜんこく―、略称:無防備全国ネット)は、日本の市民団体である。
[編集] 主張
反戦を前面に押し出し、ジュネーヴ条約(正確にはその追加第1議定書の第59条)に規定された「無防備地域宣言」を行えば戦争に巻き込まれることはない、として、その宣言を行う条例の制定を全国の自治体に呼びかける活動を行っている。しかしその主張には問題点を指摘されることも多く(詳細は無防備都市宣言#無防備地域宣言運動についてを参照)、2007年2月現在、地方議会に提出された無防備地域条例案はそのすべての自治体で否決されている。
公安調査庁は平成18年度の「内外情勢回顧録」で、民主主義的社会主義運動(MDS)がこの運動に深く関与していると指摘している。[1]