父、帰る
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父、帰る Возвращение |
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監督 | アンドレイ・ズビャギンツェフ |
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製作総指揮 | エレーナ・コワリョワ |
製作 | ドミトリイ・レスネフスキー |
脚本 | ウラジーミル・モイセエンコ アレクサンドル・ノヴォトツキー |
音楽 | アンドレイ・デルガチョフ |
撮影 | ミハイル・クリチマン |
配給 | アスミック・エース |
公開 | 2003年6月25日 2004年9月11日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | ロシア |
言語 | ロシア語 |
allcinema | |
IMDb | |
父、帰る(Возвращение)は2003年制作のロシア映画。2003年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。
目次 |
[編集] キャスト
- イワン・ドブロヌラヴォフ:イワン
- ウラジーミル・ガーリン:アンドレイ
- コンスタンチン・ラヴロネンコ:父
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
アンドレとイワンの兄弟は、母親と祖母と共に暮らしていおり、父親の顔は写真でしか知らない二人だったが、ある日12年ぶりに父親が帰ってきた。これまでどこにいたのか全く語らない父親に当惑する二人だが、父親は明日から二人を連れて旅に出るという。翌朝、3人はつり道具と共に車で出かけるが、父親は行き先も告げず、高圧的な態度で子供達に接する。兄のアンドレはそれでも父親に好意的だったが、弟のイワンは不満を募らせてゆく。
[編集] その他
- 撮影はラドガ湖の周囲で行われた。
- アンドレイ役のウラジーミル・ガーリンは、撮影後まもなくラドガ湖で事故にあい亡くなっている。