片桐貞篤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片桐 貞篤(かたぎり さだあつ、天保12年(1841年)9月 - 明治16年(1883年)6月26日)は、大和国小泉藩の第12代(最後)の藩主。子爵。松平頼縄の弟松平頼功の子。官位は従五位下。主膳正。
1862年、先代藩主の片桐貞利が死去したために家督を継いで藩主となる。このとき、貞篤は貞利の養嗣子になったとも、先々代の片桐貞照の養子として後を継いだとも言われている。幕末期の動乱の中では天誅組の乱鎮圧などで功を挙げた。1868年、戊辰戦争では新政府側に与して京都の守備を担った。
1869年の版籍奉還で小泉藩知事となる。1883年、43歳で死去した。
|
|
|