田中健三
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田中 健三(たなか けんぞう)は、元お笑い芸人。1973年7月27日生まれ。熊本県出身。
熊本キリンで桐畑トールの相方として活動の後引退した。草野球等で親交のあった伊集院光がラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力(ウェブ版)」で語ったところによれば、現在は居酒屋チェーン笑笑で店長として活躍しているという。
[編集] 事故
桐畑とコンビを組む前、バイト仲間とのキャンプの最中に皆と川に飛び込んで遊んでいた所、お笑い芸人らしい所を見せたかったらしく、派手な飛び方で飛び込んだら、頭から川に落ちてしまった。救急隊員が駆けつけたときには、平気な顔をしていたが、次第に全身麻痺と言うことが分かり、救急ヘリで救急車ごと病院に運ばれた。ケガの症状は非常に重く、救急車が通常の路面も徐行運転で走行したという。 なおこの事故があった日に、キャンプ場の近くの病院で大掛かりな救急訓練が行われており、その訓練のために救急ヘリが近くに待機していた(通常は救急ヘリは待機していない)。また多数の医師や最新機材が稼動状態でそろっていた。こういった幸運により、結果見事九死に一生を得た。
上記の大事故を経験した事で、今生きている事の素晴らしさを痛感している。
同じような重症を負った人を応援する内容を収録したVTRに生還者代表としてお笑い芸人として出演している。
事故が起こる前までは、若手芸人らしく笑いに対する向上心はあったらしいが、事故後に人生観が大きく変わった事が結果的に芸能界引退に繋がった。