田島繁
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田島繁(たじま しげる、1943年-)は日本の教育者。高校2年の時に、伊勢湾台風の被害に遭い、救助されたときから、教師を志したという。[1]1966年に同志社大学経済学部を卒業し、桜美林高等学校で社会科を教えた。その後、1968年から現在まで同志社中学校で社会科(経済)を教えている。
経済教育への功績が広く認められており、日経ストックリーグ創設への働きかけや、株や税金を生徒達に疑似体験させる独自の経済教育で知られる。日経ストックリーグでは第2回に中学部門賞を受賞して以来、6年連続入賞している。確定申告書作成やe-Tax授業の導入など税教育においての業績から、2003年に国税庁長官賞を、また2006年10月に財務大臣賞を受賞している。上記の総合的な業績から2006年5月15日に京都私学振興会賞を、また2006年11月に京都府知事賞を受賞している。
趣味は俳句、シャンソン、登山。2004年の夏に日本百名山を全山踏破している。その後、2005年3月に東南アジア最高峰のキナバル山を、2005年8月にアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山を、2006年3月にネパールのダウラギリ・アンナプルナをトレッキング、2006年8月にヨーロッパ最高峰のモンブラン山を登頂している。
[編集] 著書
[編集] 脚注
- ^ 租税教育への熱き想い ~納税表彰受彰者が語る~国税庁 2006年11月