同志社中学校
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同志社中学校(どうししゃちゅうがっこう、英字表記:Doshisha Junior High School)は、京都市上京区烏丸今出川に位置する、男女共学の私立中学校である。経営母体は学校法人同志社。「同志社中」や、特に内部生からは「同中」などと呼ばれる。
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[編集] 概要
中学校そのものの始まりは1896年(明治29年)の同志社尋常中学校。幾たびの変遷を経て1947年(昭和22年)に、3年制による男女共学の同志社中学校になった。
校舎は同志社大学今出川キャンパスの隣に位置しているが、2010年を目途に同志社小学校、同志社高等学校のある左京区岩倉校地へ移転し、中高一貫校として同志社中学校・高等学校に統合される予定となっている。
[編集] 入学試験
- 同志社中学校の入学試験は毎年1月にあり、年によって日は違うが土曜日に行われる。合格発表は翌月曜日。以前は320人の定員(40人×8クラス)だったが、2006年度入試から定員288人(36人×8クラス)に変更された。
[編集] 学校(入学)説明会
- 毎年10月の中旬に行われる。同時に願書等が入った封筒が配布される。願書等は、後日中学校事務室に頼むこともできる。通学範囲の特別な規定はなく、通学可能であればかなり遠方からでも志望できる。例として、京都だけではなく、滋賀、大阪、兵庫、奈良等の周りの府県からの通学者もいれば、名古屋から新幹線を利用しての通学者もいる。
[編集] 合格発表
- 現在のところ掲示板発表やインターネット発表は行われておらず、郵送のみの発表である。
[編集] 諸費用
- 2006年度入学生の諸費用は、入学金120,000円、授業料708,000円、教育充実費70,000円。
- 2006年度より授業料が36,000円値上げになった(在校生は据え置き)。
[編集] 教育課程(2006年度週当たりの時数)
- 第一学年 聖書1、国語5、社会4、数学4、理科3、音楽2、美術1、保健体育3、技術家庭2、英語4、特別活動1 計30
- 第二学年 聖書1、国語4、社会4、数学4、理科4、音楽1、美術1、保健体育3、技術家庭2、英語5、特別活動1 計30
- 第三学年 聖書1、国語4、社会4、数学4、理科4、音楽1、美術2、保健体育2、技術家庭2、英語5、特別活動1 計30
[編集] 高校進学
[編集] 教育理念
『良心を手腕に運用する人物の育成』が教育理念である。
[編集] 教育目標
同志社中学校の教育目標は、以下の5つ。
- キリスト教主義教育を基本として、調和のとれた豊かな人間性を育てる。
- 基礎学力をすべての生徒に身につけさせる。
- 思考力と創造力のある学力を身につけさせる。
- 自主性を育成し、自治活動を育てる。
- 国際性豊かな人間を育てる。
[編集] 校風
自由な校風が特徴で、明文化された校則がなく、「自由・自主・自立」の精神のもと、学校生活の大部分が生徒達の裁量に委ねられている。制服もなく、髪型やアクセサリー等についても生徒の判断による。
[編集] クラブ活動
運動部系(全11クラブ)
文化部系(全16クラブ)