田島隆

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日本の漫画作品

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田島隆（たじまたかし、1968年 -）は、日本の漫画原作者、海事代理士、行政書士である。広島県呉市在住。

[編集] 概要

1999年、カバチタレ!の原作者としてデビュー。デビュー以前、ナニワ金融道（青木雄二）にネタ元として原案を担当していたこともある。

同作品の発表・ヒットをきっかけに、法律をテーマにしたマンガ作品、テレビ番組、雑誌の特集等が爆発的に増え、昨今の法律ブームを巻き起こした。また行政書士を始めとする隣接法律職の受験者が激増するきっかけともなった。特にカバチ信者といわれる一部の行政書士、行政書士受験生から熱烈な支持を受けた。

同作品の作画担当漫画家、東風孝広とは従兄弟。事務所の名は「カバチ行政書士事務所」。

[編集] 経歴

親が破産、離婚。的屋のバイト、ビル清掃、トラックの運転手、花屋等々、30あまりの職を転々とした。高校中退という低学歴により不当な扱いを受けることが多かったらしく、ある職場を不当解雇されたことで市の無料法律相談を受け、そこで内容証明を打ちアッサリ給料を受け取ったことをきっかけに法律を独学。20代で海事代理士と行政書士の試験に合格する。

資格予備校の東京リーガルマインドの講師。担当講座は国家公務員Ⅱ種、行政書士講座。またレック大学の専任講師でもある。

2005年度に高校中退の学歴（中卒）のまま個別認定で法科大学院の受験資格を獲得し、法科大学院に合格した。本人の講演によると通信高校にも在籍。

[編集] 原作活動

本人の講演によると、原作の作成形式はシナリオ形式ながら、原作作成後には必ずネーム（コマ割り）化まで手がけ、各コマごとにキャラクターの表情や立ち位置、アングルなどについても編集者と打ち合わせるといった、漫画家経験のある原作者に多く見られる手法をとっている。ネーム化まで手がけるようになったのは編集部サイドの強い要請らしい。

雑誌掲載作品欄外で編集担当者に関する言及や、ストーリー制作過程に言及することが多い。