白板 (松本市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白板(しらいた)は長野県松本市の市街地の西側の地区(住居表示実施地区、1丁目と2丁目がある。1967年に設定)。北松本駅やシルバー人材センター、エプソンの大きな工場がある。内環状北線などの大きな通り沿いは商店や郊外型の専門店が見られるが、通りの裏には住宅が多い。近年はマンションが建ち始めている。巾北、宮本、折井町などと呼ばれるところが入る。
西側に田川が、南側に女鳥羽川が通っている。また中央に内環状北線が、西端に国道19号が通っている。内環状北線は計画・建設中の内環状線の一部で、平成12年に北松本駅の立体交差化と同時に整備された。整備される以前は渋滞が起こり狭く通りにくい道だったが、整備されて以降は4車線となり市内の渋滞緩和に一役買っている。
江戸時代は白板村を形成していた。1832年から松本と犀川下流の信州新町を船で結ぶ犀川通船が運航を開始し、白板村に松本側の発着所が設けられた。