石隈利紀
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石隈利紀(いしくま としのり、1950年 - )は、日本の心理学者。山口県生まれ。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学のPh.D.を取得。筑波大学人間総合科学研究科教授(附属学校教育局担当)。学校心理士・特別支援教育士(LD、ADHD等)スーパーバイザー・臨床心理士。著書に『学校心理学ー教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス』、『寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学~やわらかく生きるための6つのレッスン』(誠信書房)などがある。
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[編集] 学会関係
日本学校心理学会理事長
日本教育心理学会理事
日本LD学会理事
日本カウンセリング学会理事
日本K-ABCアセスメント研究会副理事長
[編集] 主な研究テーマ
①子供、教師、保護者、スクールカウンセラーらが、チームとなって、子供の成長を援助するための方法
②特別支援教育の進め方
③助け方・助けられ方~互いの援助のあり方
④知能検査(K-ABC、WISC-Ⅲ)の開発と活用
⑤論理療法
[編集] 主な編著書
『学校心理学ー教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス』誠信書房
『石隈・田村式援助シートによるチーム援助入門ー学校心理学・実践編』 図書文化
『学校心理学ハンドブック』 教育出版
『WISC-Ⅲアセスメント事例集』 日本文化科学社
『講座:学校心理士』 北大路書房
『やわらかに生きる~論理療法と吃音に学ぶ』金子書房
『寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学ーやわらかく生きるための6つのレッスン」誠信書房
[編集] 著書によく出てくることば
みんなが資源 みんなで支援
学校・地域は資源の宝庫
苦戦のときは援助を使おう~少し助けられ上手になって
一人ひとりの人間が、かけがえのない「特別の存在」
そして私たちは、弱いところも、強いところもある「普通の存在」