祈り (長渕剛)
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祈り | ||
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長渕剛 の シングル | ||
リリース | 1979年7月5日 | |
ジャンル | ポピュラー | |
レーベル | 東芝EMI (エキスプレス) | |
レビュー | ||
最高順位55位、累計売上6万枚(オリコン) |
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長渕剛 年表 | ||
俺らの家まで (1979年) |
祈り (1979年) |
春待気流 (1980年) |
祈り(いのり)は、日本のミュージシャン、長渕剛の3枚目のシングル曲である。
1980年3月20日に東芝EMI (エキスプレス)よりリリースされた。
[編集] 解説
A面曲である『祈り』の曲中に、女性が天へと帰っていく描写があるが、これは長渕自身の実体験に基づいて描かれている。当時大学へと入学し、実家のある鹿児島から福岡へ転居していた長渕は、交際していた女性とアパートで同棲生活を送っていた。しかし、その事が噂となり、遂には母親の耳に入ってしまう。自堕落な生活を心配した母は長渕と女性を強引に別れさせてしまう。
その後、その女性との連絡は途絶え、長渕自身も『巡恋歌』によってデビューし、多忙な日々を送っていた。その頃、その女性が上京し、東京に住んでいる事が判明する。連絡を取った長渕は嘗ての仲間たちと共に、友人としてその女性と会う約束をするが、後日その女性が自殺してしまったと聞かされる。ショックを受けた長渕は、その後何もかも手に付かなくなり、しばらくは女性と交際する事も出来なくなってしまう。
そのような経緯からこの楽曲は作られ、当時のディレクターに「若いのに何故こんなに深いラブソングが書けるのかと感心しました。後で実話と知って納得しましたが・・・」と言わしめている。
[編集] 収録曲
- 祈り
(作詩・作曲:長渕剛 / 編曲:佐藤準)- 亡くなってしまった恋人に対する惜別の歌。制作段階では一部異なり、間奏の合間に異なるメロディーのパートが存在したが、削除されている。そのバージョンはアルバム『長渕剛LIVE』で聞く事が出来る。
- 恋のランデブー
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:石川鷹彦)- A面とは打って変わり、女性を口説き落とそうとする男の歌。
[編集] 外部リンク
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