神奈川臨海鉄道水江線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

水江線（みずえせん）は、神奈川県川崎市川崎区の川崎貨物駅から水江町駅に至る神奈川臨海鉄道の鉄道路線である。 かつては、他線と同じく沿線の工場へ数多くの引き込み線を備えた路線であったが、現在ではそのすべてが撤去されており、近年では、定期列車の設定は線路保守が主目的の単機の1往復のみで、その他は乗務員のハンドル訓練のための列車が不定期に運転されているのみである。

目次 1 路線データ 2 運行形態 3 歴史 4 駅一覧 5 接続路線 6 関連項目

[編集] 路線データ

• 路線距離（営業キロ）：2.6km
• 軌間：1067mm
• 駅数：2駅（起終点駅含む）
• 複線区間：なし（全線単線）
• 電化区間：なし（全線非電化）
• 閉塞方式：スタフ閉塞式

[編集] 運行形態

前述の通り、現在設定されている定期列車は、線路保守（機関車によるレール磨き）のための単機1往復のみで、その他に乗務員訓練のため、単機列車が不定期に運転される。なお、場合によっては長物車や車掌車などの貨車を連結して訓練を行うことがある。

[編集] 歴史

• 1964年3月25日 塩浜操～水江町間が開業。
• 1990年3月10日 塩浜操駅を川崎貨物駅に改称。

[編集] 駅一覧

川崎貨物駅 - 水江町駅

[編集] 接続路線

• 川崎貨物駅：東海道本線（貨物支線）・神奈川臨海鉄道浮島線・千鳥線

[編集] 関連項目

• 日本の鉄道路線一覧