禁帯出
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禁帯出(きんたいしゅつ)とは、図書館などにおける資料の貸出区分の一つ。一般に、この指定がなされている資料は館内での閲覧のみが可能となり、館外への持ち出し(貸し出し)は禁じられる。
該当する資料には、目立つ場所(図書であれば背表紙)に「禁帯出」と書かれた赤いラベルが貼り付けられる。
[編集] 禁帯出指定の意味
禁帯出に指定されるものは、各種辞典・事典等の参照図書、重要な価値のある資料、刊行から一定期間を経た古い資料などが多い。
禁帯出指定の原因として、
- 資料の館外持ち出しによる、汚損・破損の事故を防ぐ。
- 長期間一個人に占有されることによって、他の利用者の迷惑となる。
が挙げられる。