福岡教育大学附属久留米中学校
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福岡教育大学附属久留米中学校(ふくおかきょういくだいがくふぞくくるめちゅうがっこう)は、福岡県久留米市南115番地にある国立大学法人福岡教育大学の附属中学校。学校長は福岡教育大学の教授が兼務する。同大学附属久留米小学校と敷居なく隣接し、久留米地区附属学校事務室は小学校内にある。グラウンドの面積が広い。西隣は久留米市立久留米商業高等学校である。大阪教育大学附属池田小学校の児童殺傷事件以降、警備員が配置されている。
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[編集] 概要
教育大学の付属校として、教育研究と教育実習の場ともなっている。ゆえに他の附属学校と同様、しばしば先進実験的な授業が行われる。
生徒数は約360人で、入学や転入学に際しては学科試験を課する。出願には通学時間50分以内という制限がある。また、入学は附属久留米小学校からの進学を優先しており、中学校における附属久留米小学校出身者の数は一般小学校のそれより若干多い。一学年は基本的に40人学級3クラスの120人であるが、途中転出や転入などで多少変動する。なお、一般入学試験(学科)後に学力均衡を図る目的で行われていた、いわゆる「くじ引き」は廃止されている。
以前は福岡教育大学教育学部附属久留米中学校と称したが、2004年度(平成16年度)から福岡教育大学が国立大学法人になるのに伴い、現校名に改称された。また、学校二学期制に移行した。
生徒主体を重んじる学校で、生徒会や各行事実行委員会を中心とした行事が多い。例年5月には体育祭、6月には石橋文化ホールを借り切って主に合唱の発表を行う藤見会、11月には各学級劇を発表する文化祭などの附中三大行事に熱が入っており、各々一ヶ月以上にわたって入念に準備を重ねている。
進学先は福岡県立明善高等学校(最多)など福岡県南部の公立高校をはじめ、筑後地区および福岡地区の私立学校などが多い。塾に通う割合が高く、それゆえ難関私立学校に進学する者も多い。
[編集] 所在地・アクセス
[編集] 沿革
[編集] 学校組織・カリキュラム
[編集] 校訓
- 自主と責任
- 高牟礼の誇り
[編集] 歌
[編集] 学友歌
当校では一般にいうところの「校歌」を「学友歌」と称する。
- 高牟礼の誇り
- 作詩 武藤武雄
- 作曲 富永定
[編集] 応援歌
- 筑紫の原
- 雄叫び(ほとんど歌わない)
[編集] 制服
- 冬服
- 男子 黒い学ランで、ボタンに「附中」の文字入り。襟に校章。学年章無し。
- 女子 濃紺のセーラー服。襟に赤のライン入り。赤色のリボン着用。胸に校章。
- 夏服
- 男子 開襟カッターシャツに黒色の長ズボン。校章、学年章無し。
- 女子 白いセーラー服。襟に紺のライン入り。青色のリボン着用。校章、学年章無し。
- 間服
- 夏服と冬服の移行期間に、間服が設定されている。
[編集] 行事
- 4月 入学式、対面式、歓迎遠足(高良山)
- 5月 体育祭
- 6月 藤見会(短歌、合唱の発表)、教育実習
- 7月 中体連
- 10月 教育実習(11月にかけて)
- 11月 文化祭(学級劇、自主発表)、教育実習
- 12月 マラソン大会
- 1月 入学試験
- 3月 卒業式