福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線
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福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線(ふくおかけんどう・くまもとけんどう5ごうおおむたなんかんせん)は、福岡県大牟田市と熊本県玉名郡南関町を結ぶ県道(主要地方道)。
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[編集] 路線
起点直後は片側2車線の4車線路であるが三池地区にて2車線、さらには1車線と大変狭い道路に変わり、熊本県との県境までは福岡県側では急勾配・急カーブの連続となっている。幅員が大変狭く大牟田市の三池公園沿いを通るが交通量は非常に多いため離合困難な区間では立ち往生する可能性もある。対して熊本県側は坂道ともに緩やかな構造になっており、南関町の中心部に近づくと2車線道路が復帰して国道443号へと至る。
南関町役場付近とは別にセキアヒルズ沿いを経由して九州自動車道の南関インターチェンジ交差点まで直結して結ぶバイパス路も現在建設中であるが進展の目処はたっていない状況である。なお、現在の路線名は大牟田南関線だが、国道443号が国道昇格する前は現在の国道交点からさらに山鹿市までを結ぶ福岡県道・熊本県道5号大牟田山鹿線として供用していた路線である。
特に県境付近では大変狭い道路であるため、大牟田市中心街へ向かう場合には北側を通る熊本県道・福岡県道10号南関大牟田北線を利用する方が無難である。
[編集] 概要
[編集] 沿革
- 1954年1月 建設省告示により大牟田山鹿線として主要地方道に指定。福岡県道大牟田瀬高線など5路線を統合したもの。
- 1955年1月 上記告示により県道大牟田山鹿線として認定。
- 1982年4月 南関町から山鹿市までの区間が県道柳川南関線と併せて国道443号に指定され、残りの部分が建設省告示により大牟田南関線として主要地方道に指定される。
- 1982年10月 県道大牟田南関線として認定。大牟田山鹿線は路線廃止された。
[編集] 重複路線
- 県道大牟田高田線(大牟田市新町~三池)
[編集] 接続路線(上記を除く)
- 県道荒尾南関線(交点:南関町大字久重)
[編集] 周辺情報
- ゆめタウン大牟田店
- 三池公園(サクラ)
- 南関ホタルの里
- セキアヒルズ
- (終点近くに)九州自動車道 南関インターチェンジ
[編集] 特記事項
- 福岡都市圏などでは、県道福岡筑紫野線の方を「5号線」と通称することが多い。同様の例として、「13号線」と通称される大阪府道30号大阪和泉泉南線がある。