竹内実
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竹内 実(たけうち みのる、1923年 - )は、研究者(中国文学、現代中国社会)、京都大学名誉教授、立命館大学国際関係学部元教授。
1923年、中国山東省(現在のシ博市(しはく)張店区)に生まれた。帰国後、二松学舎専門学校(現二松学舎大学)在学中に「学徒出陣」を経験するが、敗戦直前に病気除隊された。戦後、京都大学文学部へ進み、中国語学文学を専攻。卒業後は東京大学大学院へ進学し、中国研究の専門家への道へ。大学院修了と同時に社団法人中国研究所へ入所。以後、京都大学人文科学研究所、立命館大学国際関係学部、北京日本学研究センター、杭州大学日本文化研究所、松阪大学などで教員、研究員を歴任。
[編集] 主な著書
- 『魯迅遠景』
- 『毛沢東その詩と人生 』
- 『友好は易く理解は難し』
- 『中国 歴史の旅』
- 『中国長江 歴史の旅』
- 『新版 中国の思想』
- 『北京(世界の都市の物語)』
- 『元のメンツと市場の意志−中華思想に見る経済の原点』
- 『中国 国情と世相』
- 『中国はどこへ行くのか』