紅しょうが
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紅しょうが(べにしょうが)は、ショウガの塊根を梅酢に漬けた漬物の一種。
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[編集] 由来
[編集] 作り方
塊状の根生姜(ねしょうが)を塩で下漬けした後、梅酢(梅干しを漬けた後に残る漬け汁)で数日間漬けこみ、取り出して細切りにする。
この際の梅酢は、赤紫蘇を用いた梅酢を用いると(紫蘇の色が移って)濃い紫色になるが、 シソを用いていない梅酢を用いた場合でも、ショウガの中にアントシアン系色素が含まれているため、 梅酢の酸と反応して淡いピンク色に漬けあがる。
なお工業的に製造する場合は、赤系の食用色素を混ぜた、梅酢をベースとした調味液で、あらかじめ細切りにしておいたショウガを漬け込む製法が多い。
[編集] 利用法
そのまま食べることもあるが、基本的には色取り・あしらい・口直し・付け合わせとしての性格が強い。
牛丼や博多ラーメンの店のほとんどは、紅しょうがを入れた器を客席に置いており、客が自分でトッピングするようになっており、人によってはかなり大量によそう場合もある。
このため外食産業で用いられる業務用の紅しょうが(キログラム単位で卸販売されている)は、数百円/kgと安価なものが多い。
[編集] 紅しょうがを素材として用いる料理
- お好み焼き
- たこ焼き
- 焼きそば
- 焼きうどん
- 冷し中華
- 博多ラーメン
- 沖縄そば
- 寿司(ちらし寿司や巻き寿司)
- 天ぷら-近畿地方では細く短冊に切ったものを掻き揚げした形態ではなく、塊を薄くスライスしたものを揚げた形態である。
- 薩摩揚げ
- チャーハン
- 北海道の赤飯