織田秀則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

織田秀則 凡例
時代	安土桃山時代
生誕	天正9年(1581年)
死没	寛永2年10月27日(1625年11月26日)
改名	吉丸（幼名）、左衛門尉（通称）
別名	パウロ（洗礼名）、宗爾（法名）
戒名	拾松院英厳雄公
官位	従四位下、侍従
主君	豊臣秀吉
氏族	織田氏
父母	織田信忠
兄弟	秀信、秀則
子	娘（小笠原貞政室）

織田秀則（おだ ひでのり、天正9年（1581年） - 寛永2年10月27日（1625年11月26日））は美濃岐阜城主・織田信忠の次男。織田秀信は異母兄。幼名は吉丸、通称は左衛門尉。官位は従四位下侍従。

慶長元年（1596年）頃、大坂城下で暮らしており、キリスト教に入信し、パウロという洗礼名を得る。なお、兄秀信も同時にキリスト教に入信する。

慶長5年（1600年）、関ヶ原の合戦に際しては、兄秀信と共に西軍に属し、美濃岐阜城に篭城する。戦後、兄秀信は改易となり、秀則は豊臣家を頼り、大坂城下に移り住む。その後、豊臣家の滅亡にともなって、京都に移り住む。晩年は剃髪し、宗爾と称した。

寛永2年（1625年）10月27日、京都で死去、享年45。子女は女子一人（小笠原貞政妻）。