自主ギャラリー
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自主ギャラリー(自主ギャラリー)とは、企業などの支援ではなく、個人、もしくは少数の同人などによって運営されるギャラリーを指す。
特に、カメラメーカー、フィルムメーカーなどがギャラリーを運営し、その発表の場になっている写真業界において、これらのメーカー系のギャラリーに対して、独立した表現の場を求める写真家、写真評論家によって作られたギャラリーを指す。
最近では新宿から四谷にかけて、数多くの自主写真ギャラリーで賑わっている。
写真家、写真評論家によって作られたこれらのギャラリーではワークショップが行われることが多く、利用者とのあいだにある種の師弟関係が生じ、派閥のようなものも存在する。これらの派閥は写真史の研究上、重要である。
又、銀座中心だった美術ギャラリー(特に現代美術)が、東京都内の広範囲の場所に分散する傾向にある。
[編集] 現在活動中の主な自主ギャラリー
- ギャラリー・ニエプス
- フォトグラファーズ・ギャラリー
- プレイスM
- ロータスルートギャラリー
- 新宿眼科画廊
- switch point
- boice planning
[編集] 閉鎖されたが重要な自主ギャラリー
- Mole、旧FLOG
- 平永町橋ギャラリー
- appel