舞鶴県
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舞鶴県(まいづるけん)は廃藩置県により1871年(明治4年)に設置された県。同年10月に豊岡県に統合され消滅した。県域は現在の京都府舞鶴市と旧大江町のほぼ全域。
[編集] 概要
舞鶴県は廃藩置県により各藩が県と改編さらたもので、約3ヶ月だけ存在した。そもそも舞鶴は丹後田辺藩であったが、和歌山県の紀伊田辺藩と重複することから太政官の命により、丹後田辺城の雅名であった舞鶴城から藩名をとって舞鶴藩にしたものである。県庁は舞鶴城におかれ、後に同じ丹後国の宮津県や峰山県とともに豊岡県に統合された。
[編集] 沿革
- 1871年(明治4年)7月14日:廃藩置県により旧田辺藩(舞鶴藩/3.5万石)が舞鶴県として発足。
- 1871年(明治4年)11月22日:豊岡県に統合
- 1876年(明治9年)8月22日:豊岡県廃止により京都府へ編入。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 舞鶴市 | 日本の都道府県 (廃止)