船木和喜
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男子 スキージャンプ | ||
金 | 1998 | 男子 団体ラージヒル |
金 | 1998 | 個人ラージヒル |
銀 | 1998 | 個人ノーマルヒル |
船木 和喜(ふなき かずよし、1975年4月27日 - )は、フィット所属のスキージャンプ選手。1994-95シーズンに初めてワールドカップに出場し、初出場初優勝という快挙を達成した(ノーマルヒル)。長野オリンピック金メダリスト。長野五輪当時は「世界一美しい」と称されるジャンプフォームを誇った。その後は身長によってスキー板の長さの制限がかけられる等の競技ルール変更の影響を受け、ジャンプ技術の変革に乗り遅れた日本ジャンプ陣を象徴するかのように不振が続く。2005年には大倉山ジャンプ競技場で開催されたワールドカップで4シーズンぶりの優勝を飾ったが、05-06シーズンはワールドカップ転戦組から外されるなど、現在もなお復活への道を模索中である。
ソルトレークシティオリンピックの開会式でオリンピック旗を掲揚する際の旗手を務めた。
[編集] 主な競技成績
- 世界選手権(1995年、サンダーベイ)
- 世界選手権(1997年、トロンハイム)
- 世界フライング選手権(1998年、オーベストドルフ)
- 個人フライングヒル 優勝
- オリンピック(1998年、長野)
- 個人ノーマルヒル 2位
- 個人ラージヒル 優勝
- 団体ラージヒル 優勝(岡部孝信、斉藤浩哉、原田雅彦、船木和喜)
- 世界選手権(1999年、ラムソー)
- 個人ノーマルヒル 優勝
- 個人ラージヒル 5位
- 団体ラージヒル 2位(葛西紀明、宮平秀治、原田雅彦、船木和喜)
- 世界選手権(2001年、ラハティ)
- 個人ノーマルヒル 32位
- オリンピック(2002年、ソルトレークシティ)
- 個人ノーマルヒル 7位
- 個人ラージヒル 9位
- 団体ラージヒル 5位(宮平秀治、山田大起、原田雅彦、船木和喜)
- 世界選手権(2003年、バルディフィエメ)
- 個人ノーマルヒル 15位
- 個人ラージヒル 16位
- 団体ラージヒル 2位(船木一喜、東輝、宮平秀治、葛西紀明)
- ワールドカップ総合順位
- 1994-95:4位、95-96:33位、96-97:3位、97-98:2位、98-99:4位、99-2000:14位、00-01:30位、01-02:11位、02-03:30位、03-04:40位、04-05:30位
- (97-98シーズンの総合2位は日本人選手の最高順位)
- ジャンプ週間総合順位
- 1994-95:2位、96-97:10位、97-98:優勝、98-99:5位、99-2000:13位、00-01:46位、01-02:25位、02-03:33位、03-04:44位、04-05:52位
- (97-98シーズンの総合優勝は日本人選手では船木のみ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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