葉ろう石
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葉ろう石 | |
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分類 | ケイ酸塩鉱物 |
色 | 白~淡緑~淡黄 |
組成 | Al2Si4O10(OH)2 |
硬度 | 1-2 |
比重 | 2.85 |
晶系 | 単斜晶系・三斜晶系 |
光沢 | 真珠光沢~油脂光沢 |
条痕 | 白 |
葉ろう石(葉蠟石、ようろうせき、pyrophyllite、パイロフィライト)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。化学組成はAl2Si4O10(OH)2。軟らかくてロウ感がある。
変成岩や熱水変質を受けた岩石中に産するろう石鉱物。ろう石中には似た鉱物が多く含まれ、それぞれを区別するのは難しい。
広島県庄原市勝光山では、青灰色のコランダムと共生しているものを「とら石」、淡紫色のダイアスポアと共生しているものを「ふじ石」と呼んでいる。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 沼野忠之 『岡山の鉱物』 日本文教出版〈岡山文庫〉、1980、ISBN 4-8212-5092-6。
- 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983、ISBN 4-320-04578-5。
- 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996、ISBN 4-586-31040-5。
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