藤原実季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤原 実季(ふじわら の さねすえ、長元8年(1035年) - 寛治5年12月24日(1092年2月4日))は、平安時代の公卿。藤原北家閑院流、権中納言藤原公成の長男。母は淡路守藤原定佐の女。正二位、大納言。死後、太政大臣を追贈され、後閑院増太政大臣と呼ばれる。子に公実、苡子らがある。また、六条藤家の祖藤原顕季を猶子にしている。
永承元年(1046年)叙爵。以後、左中将や検非違使別当を歴任する。白河法皇の伯父でもあることからその信任が篤く、さらに娘の苡子が堀河天皇に入内し鳥羽天皇の生母となったことから権力を盤石化する。承保2年(1075年)に正二位、永保3年(1083年)に大納言にまで昇り、後世における閑院流の繁栄の礎を築いた。
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 人物関連のスタブ項目 | 藤原氏 | 平安時代の人物 | 1035年生 | 1092年没