虚舟
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虚舟(うつろぶね)とは茨城県大洗町(北茨城市とも語られる)沖の太平洋に突如現れた、という江戸時代から語られる伝説の舟である。
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[編集] 概要
『兎園小説』(1825年刊行・江戸の文人や好事家の集まり「兎園会」「耽奇会」で語られた奇談・怪談を、会員の一人曲亭馬琴がまとめたもの)に『虚舟の蛮女』との題で図版とともに収録され今に知られているほか、兎園会会員だった国学者・屋代弘賢の『弘賢随筆』にも図版がある。
その虚舟は海から流れて漂着したが人々に恐れられ、再び海に流されてしまったという。空飛ぶ円盤の江戸時代的表現ではないかとされているが不明。
[編集] 虚舟の様子
[編集] 解説
虚舟の解釈に関しては、下記のような説がある。
[編集] 関連書籍
- 『新・トンデモ超常現象56の真相』 ISBN 4872335988(虚舟に関する考察あり)