襟裳岬灯台
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襟裳岬灯台(えりもみさきとうだい)襟裳岬灯台は、北海道えりも町の襟裳岬先端に立つ白亜の大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は、日高山脈襟裳国定公園に指定され、4段にもおよぶ海岸段丘があり、突端には海食崖や岩礁があって、豪壮な景観を呈し、ゼニガタアザラシの生息地としても知られている。
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[編集] 歴史
- 1889年(明治22)6月25日に、初点灯したが、当時は第1等灯台だった。
- 1900年(明治33)2月15日、霧笛用動力源として石油発動機関を採用。
- 1945年(昭和20)7月15日に太平洋戦争時の爆撃で破壊される。
- 1950年(昭和25)2月3日に再建。
- 2005年(平成17)4月1日より無人化。
[編集] 概要
- 航路標識番号 0120 [F6802]
- 位置 (北緯 41度55分33秒 東経 143度14分38秒)
- 塗色・構造 (白色 塔形 コンクリート造)
- レンズ (第3等大型フレネル式)
- 灯質 (単閃白光 毎15秒に1閃光)
- 実効光度 (72万カンデラ)
- 光達距離(22.5海里<約42km>)
- 高さ<地上~塔頂> (13.7m)
- 標高<平均海面~灯火> (73.7m)
- 初点灯 (1889年(明治22)6月25日)
- 所在地 (北海道幌泉郡えりも町襟裳岬)
- 管轄 (海上保安庁第一管区海上保安本部)