足利花火大会
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足利花火大会(あしかがはなびたいかい)は、栃木県南西部、足利市で、毎年8月第一土曜に開催される、北関東で最も伝統のある花火大会。1903年(明治36年)創始。かつては関東随一を自称したこともある比較的著名な花火大会である。市内中央を流れる渡良瀬川の河川敷が打上げ会場になっていて、両岸が市街化区域の河川敷から10号玉が打ち揚げられることと、2段がけ600mのナイヤガラが特徴。2万発もの多彩な花火の数々に毎年市内外を問わず20万人以上の人出で賑わう。
他の花火大会は、自治体の主催であることが多いが、地元の足利商工会議所が主催者であることもこの大会の特徴である。現在は、わたらせ・サマー・フェスタという商工会議所の祭りの一環として花火大会が行われている。