軍鶏 (漫画)
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『軍鶏』(しゃも)は、橋本以蔵原作・たなか亜希夫画の格闘漫画作品。講談社発行の「イブニング」にて連載されている。
最初は双葉社の「漫画アクション」に連載されていたが、同誌の休刊(リニューアル)に伴い「イブニング」に移籍した。なお、単行本19巻以前がアクション掲載分、20巻以降がイブニング掲載分であるが、移籍に伴う諸事情によりアクション掲載時終盤の数話は単行本として発行されることなくお蔵入りとなっている(移籍後の20巻以降の設定は、19巻までに酷似しているものの、中国にいたという設定がなく、日本で裏家業を続けているものとなっている可能性が高い)。
K-1の魔裟斗が菅原役で、映画公開予定。(公開年未定。)
目次 |
[編集] あらすじ
自分の両親を刺殺した優等生の少年『成嶋亮』が少年院に入り、そこで出会った空手の達人『黒川健児』に師事して『生き残るための空手』を身につけ、出所してからは格闘界に入り、無軌道なバトルを繰り広げてゆく…。
普通の競技漫画とは趣が異なっており、自己修養やスポーツマンシップなどの近代体育的な価値観ではなく、格闘の負の側面である暴力の手段としての要素を大きく取り上げているのが特徴である。細部に注目すると梶原一騎原作の格闘劇画と似通ったモチーフがちりばめられており、その影響を強く受けていることが読み取れる。なお、登場人物の名前やそのキャラクターは板垣恵介作の「バキ」の中のものと類似している様子がうかがえる。
[編集] 人物
- 成嶋亮(リョウ)
- 本編の主人公。かつては優等生であったが、両親を刺殺し少年院に入れられ、そこで空手と出会って格闘界へと殴り込みをかけていく。元々左利き(今まで右利きだったのは幼少期に母親に矯正された為)だったことを菅原との試合中に思い出し、途中からサウスポースタイルで戦うようになった。彼の引き起こした事件によって、人生を狂わされ薬物中毒となった妹がいる。
- 極真会館の選手に左上段蹴りを得意とした成島竜という選手がおり、彼をモデルにしたのではないかと思われる。彼も成嶋亮と同じ軽量級の選手であり、重量級の選手たちを相手に小柄な体でよく戦った。
- 黒川健児
- 少年院で空手の指導者を務める空手家。自身もかつて思想テロに走って逮捕された囚人であり、元番竜会トップクラスの空手家であった。モデルは新格闘術総帥の黒崎健時と推定される。
[編集] 番竜会
- 望月謙介
- モデルとなったのはK-1の石井館長と推定される。彼は空手を生産性のあるものにしたいと語っていた過去があり、それはつまり空手のショーアップであった。これは望月の商売人キャラに反映され、よって彼は関西弁で喋るのである。物腰の軽い人物ではあるが一流派の総帥だけあって、成嶋亮を翻弄する空手の腕前を披露したこともある。
- 菅原直人が昏睡状態に陥って以降は、ヤクザのようなキャラクターとなり、凄みが増している。
- 菅原直人
- 番竜会の重量級の選手で、立ち技格闘技最強を決める格闘技大会『リーサルファイト』に出場している日本人最強の選手。最初は亮の事など眼中にも無かったが、自分の恋人を亮にレイプされて以来憎み、同大会で戦った。菅原は勝ち、亮は立ったまま失神。大会後、亮と菅原の両者は人のいない廃屋にてノールールで再戦。亮が中国から帰ってきて病院を訊ねたら菅原は痩せ細っており廃人のようになっていたが、現在はリハビリを行っている。モデルは元極真会館の数見肇と推定される。
[編集] ストーリー
[編集] 一部・少年院編
有名私立高校に通う16歳の主人公成嶋亮が、両親をナイフで突如惨殺した場面から始まる。その後少年院に入るが、院に入った経緯、内気な性格、虚弱な体格などの要素から、陰湿かつ残酷ないじめを少年院生や教官に受ける。しかし、体育の教官である黒川健児に空手を習い始めたところから、成嶋亮は「殺されぬよう」成長していく。単行本1~2巻に収録。
[編集] 二部・リーサルファイト編
[編集] 三部・中国編
[編集] 四部・トーマ編
[編集] 五部・新宿編
[編集] 六部・グランドクロス編
[編集] 書誌情報
巻 | ISBN | 発行 |
---|---|---|
1 | ISBN 4-575-82383-X | 1998/11/12 |
2 | ISBN 4-575-82394-5 | 1999/01/05 |
3 | ISBN 4-575-82416-X | 1999/04/12 |
4 | ISBN 4-575-82432-1 | 1999/07/09 |
5 | ISBN 4-575-82452-6 | 2000/03/28 |
6 | ISBN 4-575-82488-7 | 2000/04/28 |
7 | ISBN 4-575-82492-5 | 2000/05/22 |
8 | ISBN 4-575-82499-2 | 2000/06/27 |
9 | ISBN 4-575-82509-3 | 2000/09/08 |
10 | ISBN 4-575-82525-2 | 2000/12/11 |
11 | ISBN 4-575-82551-4 | 2001/03/26 |
12 | ISBN 4-575-82572-7 | 2001/06/28 |
13 | ISBN 4-575-82607-3 | 2001/10/28 |
14 | ISBN 4-575-82627-8 | 2001/12/19 |
15 | ISBN 4-575-82663-4 | 2002/04/18 |
16 | ISBN 4-575-82709-6 | 2002/08/18 |
17 | ISBN 4-575-82760-6 | 2002/12/12 |
18 | ISBN 4-575-82816-5 | 2003/04/19 |
19 | ISBN 4-575-82845-9 | 2003/07/19 |
[編集] 外部リンク
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