軽機関銃
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軽機関銃(けいきかんじゅう)は機関銃の一種であり、重機関銃に対して命名されている。主として二脚の銃架と銃床を使用する。多用途機関銃(たようときかんじゅう)やライトマシンガン(英:Light Machine Gun : LMG)と呼ばれることもある。
当初、重機関銃との違いは、その重量にあり、連射速度や口径の違いに基づいていた。重機関銃は重く、歩兵砲と同様に攻撃前進に困難が伴うものであった。それに対し、軽機関銃は、一人で持ち運び、二脚などで簡単に設置して使用でき、歩兵の前進に追及できた。しかし、第二次世界大戦中に開発されたドイツのMG34機関銃は、銃本体は軽機関銃並みの可搬性を持ち、別途用意する三脚に据え付けることでにそれまでの重機関銃なみの能力を持つようになった。それにより、重機関銃・軽機関銃の分類は陳腐化した。
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[編集] 歴史
[編集] 主な軽機関銃
- M1919A6(アメリカ)
- サコーM60軽機関銃(アメリカ)
- ルイス軽機関銃(イギリス)
- ブレンガン(イギリス)
- ショーシャFM mle1915軽機関銃(フランス)
- シャテルローFM mle1924/29軽機関銃(フランス)
- FN ミニミ軽機関銃(ベルギー)
- ブレダM30軽機関銃(イタリア)
- ラティ/サロランタM1926軽機関銃(フィンランド)
- ブルーノZB26軽機関銃(チェコスロバキア)
- Vz.52軽機関銃(チェコスロバキア)
- DP28軽機関銃(旧ソ連)
- RPD軽機関銃(旧ソ連)
- 十一年式軽機関銃(日本)
- 九六式軽機関銃(日本)
- 九九式軽機関銃(日本)
[編集] 事実上、軽機関銃と見なされる銃
- ブローニング自動小銃M1918 BAR
- ジョンソンM1941軽機関銃
[編集] 関連項目
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