週刊100名馬
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週刊100名馬(しゅうかん100めいば)は、サンケイスポーツ特別版「週刊Gallop」が、2000年4月から2002年3月の2年間にかけて出版した競馬の書籍である。
日本の中央競馬史上に残る平成時代の名馬100頭を厳選したオールカラーによるウィークリーブックスとして発刊され、オグリキャップ、ナリタブライアン、ベガ、キョウエイマーチなどが登場した。その後2002年に100頭が完結した後も、ウイングアロー、トゥザヴィクトリー、ナリタトップロード、タニノギムレット、マンハッタンカフェの5頭を取り上げた「週刊100名馬EX(エクストラ)」が発刊。実質上は105頭の平成の名馬を取り上げた。
単にその競走馬の競走成績を取り上げるだけに留めないで、きゅう舎関係者に対するインタビューや競馬評論家・ファン諸氏(井崎脩五郎、北野義則、高橋直子ら)がその馬に関するノンフィクションやエッセーなどを掲載。レギュラーシリーズの100冊を全て揃えると1996年阪神大賞典におけるナリタブライアンとマヤノトップガンの叩き合いの模様を再現した写真が登場するという画期的な手法も人気を集めた。2002年に日本中央競馬会から「JRA馬事文化賞」を授与された。
更に2005年にはオグリキャップ、トウカイテイオー、ナリタブライアンの3頭にスポットを当て、発行された当時の紙面を再現するとともに現役時代のレース映像を収録したDVDソフトも添付された「DVD100名馬セレクション」が出版された。