郵政大学校
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郵政大学校(ゆうせいだいがっこう)は日本郵政公社の附属機関。英語名はPOSTAL COLLEGE。郵便局等から本社へ登用するための研究科訓練、国際郵便訓練、全国の公社職員のための通信教育等を行っている。東京都国立市、中央郵政研修所(全国に11か所ある職員研修所のひとつ)の敷地内にある。郵政大学校の位置付けは、国(郵政省)の施設等機関から、総務省の外局である郵政事業庁の施設等機関、その後日本郵政公社の附属機関へと、中央省庁再編の動きに合わせて大きく変化している。平成19年10月に予定されている郵政民営化では、日本郵政公社は日本郵政株式会社、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険株式会社に分社化される。中央郵政研修所は郵便局株式会社に帰属される予定だが、郵政大学校が組織として残るかどうかは不明。
[編集] 沿革
- 昭和18年4月 - 逓信官吏練習所国立分室設置
- 昭和21年5月 - 東京普通逓信講習所高円寺分室を国立に移転
- 昭和21年10月 - 東京普通逓信講習所吉祥寺分室を国立に移転
- 昭和23年11月 - 東京普通逓信講習所国立分室を廃止し、東京郵政職員訓練所を設置
- 昭和24年6月 - 郵政省の発足に伴い、郵政職員訓練所東京研修所と改称
- 昭和27年12月 - 郵政職員訓練所中央研修所と改称
- 昭和29年3月 - 中央郵政研修所と改称
- 昭和40年7月 - 郵政大学校を創設
- 平成13年1月 - 中央省庁再編により総務省郵政事業庁発足
- 平成15年4月 - 日本郵政公社発足
[編集] 郵政大学校校歌(抜粋)
多摩の流れの水清み 富嶽朝日に映ゆるとき
武蔵野原に風立ちて 若きわれらの希望呼ぶ
郵政大学校 明日の郵政担うもの