重田園江
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重田 園江(おもだ そのえ、1968年- )は、日本の政治学者。専門は政治思想史、社会思想史。
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[編集] 来歴・人物
兵庫県西宮市生まれ。1990年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日本開発銀行入行。東京大学大学院総合文化研究科相関社会科学専攻博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て、2004年から明治大学政治経済学部助教授。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『フーコーの穴――統計学と統治の現在』(木鐸社、2003年)
[編集] 訳書
- イアン・ハッキング『偶然を飼いならす――統計学と第二次科学革命』(木鐸社, 1999年)
[編集] 論文
- 「ミシェル・フーコーの統治性研究」『思想』870号(1996年)
- 「19世紀の社会統制における<社会防衛>と<リスク>」『現代思想』25巻3号(1997年)
- 「"生のボリティクス"と新しい権利」『法哲学年報』1997号(1997年)
- 「ミシェル・フーコーにおける知と権力」『情況』10巻4号(1999年)
- 「リスクを細分化する社会」『現代思想』28巻1号(2000年)
- 「正しく測るとはどういうことか?」『現代思想』28巻10号(2000年)
- 「GIS――空間を掌握する」『現代思想』30巻11号(2002年)
- 「戦争としての政治――1976年講義」『現代思想』31巻16号(2003年)
- 「カール・シュミットの『アメリカ帝国』論」山下範久編『帝国論』(講談社[講談社選書メチエ], 2006年)