野辺山高原
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野辺山高原(のべやまこうげん)は日本・本州の中央部、八ヶ岳東麓の裾野、秩父山地の西端にある高原。長野県南佐久郡南牧村に属し、主に野辺山駅周辺の地域をいう。東隣の川上村を含むこともある。
野辺山スキー場、国立天文台野辺山(海抜1342m)がある。JR小海線の野辺山駅は、JRの駅で最も標高の高い所にある(海抜1345.67m)。JRの線路で最も標高の高い地点も野辺山高原にある(海抜1375m)。
高原野菜が名産品で、野辺山高原レタス、野辺山高原キャベツがある。牧場があり、牛乳が産物となっている。春の訪れは下界よりは遅く、桜の見頃はゴールデンウィーク辺り。夏は涼しく、避暑地として観光客で賑わう。秋は紅葉がきれい。冬は寒く、八ヶ岳おろしと呼ばれる風が吹くが雪は少ない。