金沢八景

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金沢八景（かなざわはっけい）とは、神奈川県横浜市金沢区にある8か所の景勝地のこと。一帯は風光明媚な入り江が続く景勝地であったが、近年の都市開発の余波を受け、湾岸は軒並み埋め立てられたために、往事の面影を偲ぶことは難しくなっている。

目次 1 由来 2 八景 3 歌川広重の浮世絵 4 関連項目

[編集] 由来

1694年（元禄7年）に明の心越禅師（しんえつぜんし）が山の上にある能見堂（現在の能見台）から見た景色を故郷の瀟湘八景になぞらえて漢詩にして詠み、「金沢八景」としたことが由来となっている。後に歌川広重が浮世絵に描いたことで広く知られるようになった。

[編集] 八景

• 小泉夜雨（こずみのやう）
• 称名晩鐘（しょうみょうのばんしょう）
• 乙舳帰帆（おっとものきはん）
• 洲崎晴嵐（すさきのせいらん）
• 瀬戸秋月（せとのしゅうげつ）
• 平潟落雁（ひらかたのらくがん）
• 野島夕照（のじまのせきしょう）
• 内川暮雪（うちかわのぼせつ）

[編集] 歌川広重の浮世絵

小泉夜雨	称名晩鐘	乙舳帰帆	洲崎晴嵐
瀬戸秋月	平潟落雁	野島夕照	内川暮雪

[編集] 関連項目

• 金沢八景駅
• 福浦八景（新潟県にある景勝地）