鈴木園子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木 園子(すずき そのこ)は、青山剛昌の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『名探偵コナン』に登場する架空の人物。アニメでの声優は松井菜桜子。
[編集] 人物
鈴木財閥の令嬢だが、普段からそれを感じさせないサバサバした性格をしている。テニス部所属。小五郎の不在時に、コナンに眠らされて探偵役となることも多い。たまに犯人に襲われることがあるが、京極真や目暮警部に助けられている。京極真が恋人となるまでは(なってからもする事があるが)、山や海へ行ったり手品や盆栽の同好会に入っては頻繁にイケメン男を探していたが、過去に誘われたイケメンは京極以外はみんなダメ男だった(口先だけの男・キザな上にチキン野郎・過去に教え子を殺したことのある帝丹小学校教師・茶髪をした恋人に振られた因縁から茶髪を持つ女性だけを理由なしに狙う連続殺人犯)。
怪盗キッドの大ファンで、推理のためコナンに麻酔で眠らされキッドに会えなかったときは蘭とコナンを引き連れてカラオケオンステージを開いたり、伯父の宝石がキッドに狙われたときには、宝石ごとキッドにさらわれて恋人・京極真とキッドに取り合いされることを夢想するほど。
日常的に蘭と新一の仲を冷やかしており、綺麗な景色などに感動している蘭を見ては「ああ、この景色を新一と一緒に見られたら…」と言い、「もう、園子!」と返されるのはもはや定番となっている。「迷宮の十字路」では逆に「ああ、この景色を真さんと見られたら…」と蘭に仕返しされていた。
携帯ストラップ(特注?)には京極似のマスコット人形がぶら下がっている。また、携帯の持ち手から左利きの描写あり。
作中で登場した家族・親族は、父・史郎(声:松岡文雄)、母・朋子(声:一柳みる)、姉・綾子(声:元井須美子→鈴鹿千春)、伯父・次郎吉(声:永井一郎)。
一見軽い性格に見えるが、親友の蘭のためなら何でもしようとするという友達想いな部分も多く見受けられる。「瞳の中の暗殺者」で蘭が記憶喪失になったときは「もし、蘭の記憶が戻らなくても、あたしはずっと親友だから」と号泣していた。
名前の由来は鈴木その子と思われるが、特に美白を心がけている様子はなく、海で日焼けできなかった際は「これから日焼けサロンに行かない?」と言っていたことも。