雑司が谷隧道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
項目統合の提案:この項目はびっくりガードとの統合が提案されています。統合に関する議論はノート:びっくりガードを参照してください。 |
雑司が谷隧道(ぞうしがやずいどう)は、東京都豊島区池袋と同区東池袋を連絡するトンネル。歩行者専用道路。池袋駅の北口・西口と東口とを結ぶ重要な連絡通路。開通は大正14年(1925年)。昭和61年(1986年)2月に改修され、地元商店街振興組合の協力により通称「ウイロード」と命名された。
[編集] 特色
- 通称のウイロードはwe roadという意味で「多くの人が通る」「W(西口)E(東口)との通路」など多くの意味をもっている。
- 歩行者専用道路であるが自転車のまま進入する場合も多い。時にはバイクで進入する者もあり、テレビ放送で取り上げられる。
- このため豊島区役所では通路内に保安係要員を配置し、またトンネル構造なので注意放送をしている。
- かつてはホームレスが多く屯していて、薄暗かったが改修後は通行も多くにぎやかである。
- 狭い空間で通行が多いので、大道芸人・ストリートミュージシャンの演芸も見られる。
- 西口側には公衆便所も整備され、単なる通路ではない名所である。
- 東口側にはP'Parcoがあり、地階の出入り口が連絡している。専用の屋根つき自転車置き場もあり大変便利である。
- 豊島区役所は鉄道会社の協力を得てここに別に新たな駐輪場を建設している。
- 池袋駅は東口・西口で分断されており、連絡する公道が少ない。駅構内を通ることができない車両には要所といえる。