霊山 (大分県)
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霊山(りょうぜん)は、大分県大分市南部にある山。標高は610m。日本山岳会東九州支部が選定した大分百山のひとつである。
中腹にある飛来山霊山寺は天台宗の寺院で、九州西国観音霊場の第八番。708年に地元の豪族が夢のお告げにより山中で十一面観音像を発見し、草堂に安置したのが起源であり、その後、中国の那伽法師が伽藍を建立し、山容がインドの霊鷲山に似ていたことから飛来山霊山寺と名付けた。このため、それまで稙田山と呼ばれていたこの山は霊山と呼ばれるようになった。
また、この山の中腹には、1972年11月に大分市の青少年向けの研修施設である大分市霊山青年の家が開設され、市民に利用されてきたが、2006年3月末に廃止された。