青が散る (テレビドラマ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青が散るは、日本のテレビドラマ(TBS系、1983年10月21日~1984年1月27日放送 全13回)。
目次 |
[編集] 基本データ
東京郊外に新設された三流大学のテニス部を巡る、テニス、恋愛、さまざまな人の死を描いた青春ドラマ。
原作では神戸であった舞台を東京郊外に移し、原作には無かった魅力的なキャストも登場。今なおファンが多い。
[編集] 主な出演者
[編集] 石黒賢:椎名燎平
家業の塗装材料店が傾いたため大学受験をあきらめていたが、 突如持ち直したため突如大学受験し三流の新設私立大学に入学した。 夏子との仲を取り持つという金子の強引な勧誘でテニス部員に。 夏子が好き。
[編集] 佐藤浩市:金子慎一
新設校にテニス部を創設。テニス部キャプテン。
[編集] 二谷友里恵:佐野夏子
有名洋菓子店の社長令嬢。 婚約者のいる有名テニス選手と交際し結局別れる。 結局、遼平とは入学手続きから卒業まで平行線のままで終わる。
[編集] 川上麻衣子:星野裕子
高校時代にはテニスをやっていたが、脚の故障のために 大学ではテニスを1年限りでやめ、その後マネージャーとして残る。 遼平が好き。
本作品は石黒賢、二谷友里恵他、多くの俳優のデビュー作であった。
「パパはニュースキャスター」「オヤジぃ。」「恋を何年休んでいますか」 「はいすくーる落書」「十年愛」などで有名なプロデューサー である八木康夫が当時ディレクターとして参加している。
[編集] その他の出演者
- 二宮耀子:浜尾朱美 ニュースキャスター志望の学生。
- 和泉達雄:利重剛 映画の自主制作に燃える学生。
- 安斉克巳:清水善三 高校テニス界のヒーロー。急性白血病を患っている。
- 荒井ゆかり:広田玲央名 テニス部員。二重まぶた整形手術に失敗し大学に来なくなる。
- 藤井久美:辻靖美 テニス部員。ゆかりの友人。
- 貝谷朝海:遠藤憲一 裕子とは小さい頃テニスクラブの時一緒で大学で再会。
- 堰健一:大塚ガリバー 有名大学の野球部だったがミュージシャンを目指す
- 端山:村田雄浩 大手建設会社社長の息子。応援団団長。
- 堰辰造:早崎文司 ガリバーの父親。中華料理屋「善良亭」主人。
- 堰富子:あき竹城 ガリバーの母親。中華料理屋「善良亭」おかみ。
- 八木助教授:斉藤洋介 フランス文学教授。テニス部顧問。
- 椎名洋介:井川比佐志 遼平の父親。
- 椎名静枝:吉行和子 遼平の母親。父親とは離婚。小料理屋のおかみ。
ほか
- 浜尾朱美はニュース23のキャスターとなった。
- 清水善三はデビスカップ選手の孫である。
- 利重剛は映画監督で俳優であり「3年B組金八先生」の脚本家小山内美江子の息子。
- 金子の姉役で出ていた庄司麻由里ははなまるマーケットのはなまるアナ。
[編集] 音楽
挿入歌である大塚ガリバーが歌う「人間の駱駝」は原作中の詩を ほぼ残しながら秋元康が作詞、長渕剛が作曲した。
[編集] サブタイトル
- 恋し始めたラクダたち
- 歌い始めたラクダたち
- ちょっと危険なラクダたち
- 想いみだれるラクダたち
- 明日が見えないラクダたち
- 好きと言えないラクダたち
- 恋をせおったラクダたち
- 雨つぶかぞえるラクダたち
- ふられてゆれて…ラクダたち
- 春にときめくラクダたち
- 恋に迷ったラクダたち
- 冬空にナミダ散らしたラクダたち
- 歩きつづけるラクダたち
[編集] 関連サイト
TBS 金曜20:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 青が散る | 次番組 |
家族ゲーム | 中卒・東大一直線 もう高校はいらない! |