青春の輝き
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青春の輝き(I Need To Be In Love)は、1976年にカーペンターズが発表した楽曲、及びシングル。『見つめあう恋』(A Kind of Hush)収録。カレン・カーペンターの優しい歌声を堪能できる名曲である。作曲は兄・リチャード・カーペンターとJohn Bettis、Albert Hammond。
生前のカレンが最も気に入っていた曲であったが、シングル発表当時は全米チャート最高25位と振るわなかった。しかし、1995年に日本のテレビドラマ『未成年』で挿入曲の一つに取り上げられられ、カレン(1983年死去)を知らない世代にも大好評を博した。これを受け日本独自で編集発売された『青春の輝き~ザ・ベスト・オブ・カーペンターズ』は、300万枚以上を売り上げた。ドラマで使用され、そのタイアップでシングルカットされた「青春の輝き」は、発売当時のシングル盤に於いては編集でカットされていた約10秒のピアノのイントロを『見つめあう恋』アルバム収録ヴァージョン同様に収録しており、その後はこのイントロのヴァージョンが定番ヴァージョンとなっている。しかし、『見つめあう恋』のアルバムのCD初期には、シングル・ヴァージョンを元にしたイントロの短いリミックスが収録されたため、一時ファンに混乱を起こした。